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2003.7 阿部加奈子とキム・ミヒが韓国公演の帰りに阿部和子曲集出版パーティーにゲスト出演、祝賀演奏を披露してくれました。加奈子とミヒの「フェニックス(カンポ)」、世界最速「熊ん蜂の飛行」など素晴らしい演奏にm300名のお客さまも息をのみました。ミヒさんの常に周りを気遣い、ユーモアと愛情あふれる人柄に一流の人間の「ほんまもんさ」を感じました。実は彼女はメカの天才でもあり、パソコンはもちろん自由自在に使いこなし、修理もできます。天は彼女に一体何物を与えたか?(パーティー終了後にヨドバシカメラで電子手帳を買ってはりました。)
また先日録音したばかりの武満CDが、クラシックとしては異例によく売れているらしい阿部加奈子が、指揮者としての貫禄も身につけて一層逞しくなっていました。今後の彼女等のグローバルな活躍が楽しみです。
2003.5 阿部加奈子パリ国立高等音楽院公演にて指揮シーンです『真夏の夜の夢』↓
韓国出身、パリで活躍中の5か国語ペラペラのフルーティスト、キム・ミヒの韓国公演にピアノ伴奏で出演のため、大阪滞在が決定!

2002.11 CD完成!送ってくれました。
『武満徹ピアノ作品集 阿部加奈子:ピアノ』
TORU TAKEMITSU COMPLETE PIANO WORKS
2002.10 電話報告「武光徹作品のCDレコーディングにピアノで参加。1週間予約していたが2日間で完了。自身で編曲も行った。」
2002.7 指揮の年間予定〜20〜30曲もあって書き切れませんでした。。
2002.7.16 夏は宇治金時に限る!
みなさん、梅雨明けの待たれる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
こちらパリは日によって暑かったり寒かったり、と良く分からない毎日です。「どっちかハッキリせい!!」と言いたくなる位。(着るものに困る〜!!)
そんな不安定な天気もなんのその、相変わらずチト(アパートに飼っている黒猫)はよく食べ、よく遊び、よく寝てます。でもよ〜く観察していると、その日その日の気温によって寝ている場所がビミョーに違うんですよ、どうして猫ってああまで快適さを求める能力が発達してるんだろうか、と感心しちゃいます。
        
ところで私たちの近況ですが、レジスは例によって「締切りがぁ〜っ」とアセる日々。今年の夏は特に、忙しいらしく、毎年恒例のアルデッシュ(南仏の田舎。レジス実家の別荘)行きは今回は見送り、ということになりそうです。そうまでして急いで書き上げなきゃならない曲の1つに、『大オーケストラのためのSAMBA』というのがあって、この作品は世界各地から集まった若い音楽家の卵約600人(!!)によって8月末初演される予定になってます。私もピアノパートで参加するんですが、指揮は・・・なんとレジス自身!!本人いわく、生まれて初めて指揮をするそうで、どうなることやら。楽しみ半分心配半分という所です。
私の方はというと・・・この秋からの新しい生活に向けて、というよりここ数カ月の強行スケジュールのしわ寄せで只今休憩中。この夏はなんもせんと思いっきり遊ぶゾ〜と思っていたら、ピアノをさらわないといけなくなっちゃったし、指揮の仕事もポツポツ来だしたりで結局アッと言う間に9月になってしまうんだろうなあという感じです。秋からはコンセルヴァトワールのトランペット科の伴奏助手兼指揮科の学生という日々になります。指揮の勉強に集中できるように、と先日仕事を減らしたら先日恩師のミカエル・レヴィナスから電話があり、先生の新作オペラを歌+ピアノ伴奏版に書きかえるのと、一部パートの録音の指揮を担当することになってしまいました。先生が早く作品を仕上げてくれることを祈るばかりです。
まあ、このような毎日です。
あ、そういえばこの間、レジスと2人でパリに1件だけある「とらや」の喫茶店で、宇治金時かき氷を食べました。美味しかった!!かき氷みたいな日本じゃ当たり前のものを食べるのに、わざわざ高級喫茶店まで行かないといけないってのは面倒だけど、やっぱりあれを食べないことには夏はやってこない・・・
それでは又。みなさん、よい夏をお過ごし下さいね
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管理人の誕生日にパリのあべかなこから届いたFAXです。
かなこの夫で、才能ある現代作曲家のくせに(だから、かもしれないが)、いつも変な大阪弁とパフォーマンスで笑わせてくれるレジスは、イラストも描いてくれます。
先日私がパリに送った写真にうつっていた息子の 紫門(しもん)が、数カ月前に会った時より数段大きくなっているということで、巨大な紫門の絵が描かれています。
ちなみに、レジスにはあまりスマートでないシモンという友達がいるらしく、彼のことを「グラン・シモン(大しもん)もしくは「グロ・シモン(太ったしもん)」、私の息子のことを「プチ・シモン(小しもん)」と呼んでいる、という経緯もついでにお伝えします。
この絵では私の息子も「太ったしもん」になってしまった!
かなこ姉は度々「おフランス」製ベビー服(彼らが住んでいる北駅の近くに大きなベビー服専門店ができたらしい)を送ってくれるのだが、すでに袖を通さないまま小さくなってしまったものが多い。あちらのベビ−服はうつぶせ寝用に、おしり側が開くようになっている。日本でも最近「頭の形が悪くならない」とかで、うつぶせ寝させる人も多いようですが、私はちょっと怖くてできませんでした。窒息しそうでしょ!でも欧米で主流なら、そうでもないのかなあ。
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2002.1.27 あべかなこからFAX届きました。
「今、頭の中にオペラがまるまる4作、ブラ−ムスシンフォニーの2番、ベートーヴェン3番、チャイコフスキー、‘ロメオとジュリエット’‘眠れる森の美女’フルートとチェロの伴奏がそれぞれ20曲ずつ程入っている状態。日本のみんなも頑張ってるんだし、と思ってしっかりやります。」
2001.11.1 レジスの新曲初演
in サンフランシスコ
9月中旬から1週間ほどレジスと共にサンフランシスコに行ってきました。レジスの新曲がケント・ナガノ指揮バークレー響によって初演されるコンサートに立ち会う為です。当初の出発予定日がテロ事件のため1週間遅れ、結局レジスはリハーサルを聴く機会がなく、ケント・ナガノさんはというと、事件当時までドイツにいて、その後アメリカの全ての空港が閉鎖されたので、とりあえずメキシコまで飛行機で移動し、メキシコとアメリカの国境までマネージャーが来るまで迎えにいくというすごい旅をしたそうです。
諸々の事情にもかかわらず、演奏会は大成功。聴衆もオーケストラのメンバーもケントさんも、新聞記者さん達も皆レジスの曲を好意的に受け入れてくれました。演奏後、ステージにあいさつに上がったレジスをケントさんが「ようこそカリフォルニアへ!」と言いながら抱きしめていたのが印象的でした。
オーケストラの運営スタッフ(元サンフランシスコ市長だという理事長、オーストラリア出身のエグゼクティブ・ディレクターのキャサリン、フランス語ペラペラのケビン、スウェーデン出身のヘリさん)達ともすっかり仲良しになり、私たちを1週間ホームステイさせてくれたドイツ出身のロックさんに「また近い内にぜひ遊びにいらっしゃい」と言われ、レジスも私もすっかり後ろ髪をひかれる思いでアメリカを後にした次第。
その足で今度はローマに入りました。レジスの曲が演奏されるという事で、久しぶりにメディチ荘に滞在。館長やアートディレクターといろんな話に花が咲きました。
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パリに帰ってみると、レジスがフランス国営放送クラシック音楽部門主催の授賞式に若手作曲家としてノミネートされていることが発覚。式は11月20日シャンゼリゼ劇場だそうで、私たちは「そんな公式の場に着ていけるような服は持ってないな」と焦っているのでした。
10月はノルマンディ地方で大々的な音楽祭があり、そこでもレジスの曲が初演も含めて数曲演奏されました。11月にはディジョンで打楽器コンチェルトの初演予定。それからドイツでのロンドンシンフォニエッタの演奏会で、レジスのヴァイオリン協奏曲の再演が決まっています。
私の方はというと、9月上旬に幸運にもクリストフ・エッシェンバッハさんと一緒にお仕事をさせてもらえる機会がありました。握手をしたら、意外と小さい手でびっくり。北欧にいるとき、白夜が明るすぎて眠れないのでカーテンを閉めようとイスに登って高窓に手を掛けたら、バランスを崩して転倒したとかで左手にギプスをはめながらの指揮ぶりでした。
その後は立て続けに3つのオペラの下げいこをしました。オッフェンバッハの「青ヒゲ公」、グノーの「ロミオとジュリエット」、プッチーニの「マノン・レスコー」。歌手達いわく、イタリア人作曲家の作品が一番歌いやすいとか。
11月中旬にはヤノーシュ・フュルストの指揮のクラスにピアニストとして参加するので、目下そのためのスコアを4曲ほどさらっている最中です。フュルストはハンガリ−人指揮者で、日本にも京都市交響楽団などを振りに来ています。外見は“ガマガエル”の様・・・とかいうと怒られるかな?
それではまた。
Kanako
2001.7.31 真夏のパリ
日本は猛暑だそうですが、みなさんお元気ですか?
こちらParisでも日中は相当陽射しがきつく、おまけにクーラーの存在しない社会ですので、家の中であろうが外であろうが汗ビッショリ。日が暮れるととたんに涼しくなってくるんですけどね。
レジスは只今、9月末バークレーで演奏されるオーケストラ曲の仕上げにかかりきり。(新曲の名前は「ルーメン」・・・ラテン語でいう「光」ですね。)生まれて初めてのアメリカ行き、しかも指揮はケント・ナガノということで、9月になることを心待ちにしているようです。
私は7月いっぱい受け持ちの合唱団にヴェルディ「ナブッコ」のけいこをつけていましたが、8月からは夏休み。今年は「ヴェルディ年」ということで、あちこちでヴェルディのオペラが上演されています。(ヴェルディは作曲家であると同時に政治家でもあった人ですね。)
9月からはパーセル「ディドーとエネアス」の練習を始める予定。それからパリ管附属合唱団のドビュッシー「聖セバスチャンの殉教」とワーグナー「パルシファル」のリハーサルにもピアニストとして参加。パリ管附属合唱団を現在教えているのは、アーサー・オールドハムという76才の老指揮者。アバド、 ジュリーニをはじめ世界的指揮者と仕事をしてきたベテランに私もいろいろ学ばせてもらっています。ちなみに本番の指揮者はクリストフ・エッシェンバッハ。
フランスでは、いま各地で夏の音楽祭が開かれています。レジスの新曲(今作っているのとは別なヤツね!)もボルドーに近い「ペリゴール・ノワール音楽祭」で演奏されているはずです。
では次回はバークレー旅行記ね。
Kanako
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